アルコールパッチテストで医者に下戸認定された アルコール代謝能力無しの下戸な私がたった2時間で酒豪になり 二日酔いにもならなくなった極意

アルコールパッチテストで医者に下戸認定されたアルコール代謝能力無しの下戸な私がたった2時間で酒豪になり二日酔いにもならなくなった極意

 

 

あなたはお酒が飲めずに困ったことはないですか?
日本では「飲みニケーション」という言葉が存在する位、社会人になるとお酒との付き合いの場が
多数存在します。

中には、「飲みニケーション」を推奨している企業や、
「飲みニケーション」を行うための費用を支給している企業もあるんです。

酒を飲み、酔った勢いで互いが馴れ合ったり、
親密な会話ができるようになるということを目的として行われているのですが、
飲めない人にとっては苦痛でしかありませんよね・・・。
新年会、お花見、新入社員歓迎会、送別会、忘年会・・・

どれもこれも、お酒が飲めない人にとっては苦痛でしかありません。
「努力しても飲めないものは飲めない。」

「無理して飲んでも、気持ち悪くなって吐くだけ・・・」

そもそも、飲めないし苦痛なのに、なぜお金を払ってまで参加しなければいけないのか・・・。
「飲みに誘われる」→「乗り気がしないから断る」→「誘われなくなる」→「友達いなくなる」・・・(-_-;)
飲みに行ったら行ったで、
「何飲む?」→「ウーロン茶で・・・」→「えっ、飲まないの?」

毎回このやり取り、超うざい!
 

アルコールパッチテストで医者に下戸認定されたアルコール代謝能力無しの下戸な私がたった2時間で酒豪になり二日酔いにもならなくなった極意


「飲まないんじゃない、飲めないんだよっ!」

 

「飲めない」と言っても必ずお酒をすすめられるし、飲んでないから周りのテンションについていけない・・・。
あなたの気持ちは痛いほど分かります。
なぜなら、私自身、長い間お酒が飲めずに悩まされてきたひとりだからです。

坂上太一

はじめまして。

坂上太一と申します。
私は今のあなたと同じように長い間、お酒が飲めないことに
悩まされてきました。
あれは、忘れもしない20歳の時の出来事です・・・。

私は20歳までは青春を謳歌しておりました。

彼女もいて友人も多く毎日楽しい日々を過ごしていました。

20歳までは・・・
20歳になり友人達と「大人になったんだから堂々と居酒屋で宴会しようぜ!」
と企画し、昔の部活の集まりで11人で飲み会をしました。

それが私の人生を変えた夜でした。
「とりあえずビール11個!」と元キャプテンだった友人がオーダー。

頼んだビールを待つ間、昔話に花が咲き全員素面で盛り上がり、ビールが運ばれてくるなり
「かんぱーい!!!」
ジョッキがかち合う涼しい音が部屋中に鳴り響く。
 

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5分後・・・
頭痛、吐き気、発熱が私を襲いました。
「太一!顔真っ赤!ダセー」

「一口しか飲んでないのに、もう酔ったの?」

「飲めないならもう飲み会来るんじゃねーよ」
友人達にそんなことを言われても 、私は具合が悪すぎて何も言い返すことができず、トイレでリバース。
一口しか飲んでいないのに・・・
30分後部屋に戻ると、私の心配もせずに盛り上がる10人。

完全に蚊帳の外の私。

もうビールに口をつけることができず、体調も悪く無言。
2時間後にその飲み会は終わりました。
びっくりしたことが2つ。

ひとつめは、私以外の10人全員が顔色変えずにものすごいペースで酒を飲んでいたこと。

ふたつめは、乾杯のビールを待つ間の素面で昔の思い出話しに花を咲かせていたのに、
酒を飲み始めると、酒が飲めないだけ仲間外れにされること。
それからはずっと私抜きで10人で飲み会をしているらしいです。

何やら飲めない奴はつまらないし、変に気を使ってしまうとやらで、
昔はしのぎを削り合い、共に喜び、共に苦しんだ、それぞれ尊敬しあえる仲間だったのに・・・。
二次会にも行けず、帰り道で悔し涙を流しました。

家に帰っても悔しくて泣き続けました。
次の日、少し気持ちが落ち着いてきたので、彼女に昨日あった出来事を相談しました。
「それは、太一が飲まないのが悪いよ。」

彼女の口から予想外の言葉がとびだしました。

「飲まないんじゃないよ!飲めないんだよ!体質は仕方ないだろ!」

感情的になり喧嘩になりました。
そういえば彼女は酒豪だったなぁ。

酒豪と下戸は分かり合えないと実感しました。
学生時代から3年付き合っている彼女。

彼女は20歳になってから毎晩飲み歩いて、
中学校の同窓会で一緒に飲んだ男と浮気され・・・振られました・・・。
「酒の飲めない男と付き合ってもつまらない」

最悪な一言を去り際に吐かれました。

 

なぜ、お酒が飲めないのか?

そもそも、なぜ、お酒を飲める人と飲めない人がいるのでしょうか?
なぜ、当時私はお酒を飲めなかったのか?

なぜ、あなたは今、お酒が飲めないのか?
それは・・・
アルコールの分解能力が関係していたんです。
あの10人の友人達と、酒豪の元彼女は簡単に言えば、アルコールの分解能力が高い人たちだったんですね。

アルコールに強い人と弱い人では、なんとおよそ75倍の差があります。

つまり、私の飲んだ50ccのビールは、彼らの3750ccだった訳です!
アルコールを分解する順序があります。

人はアルコールを
「アルコール(エタノール)」

「アセトアルデヒド(毒性)」

「水・酢酸など(無害)」

この順序で分解します。
この中の「アセトアルデヒド」が厄介なんですね。
アルコールから分解されたアセトアルデヒドは毒性が強く、
顔面紅潮 ・頭痛 ・吐き気 ・頻脈 (ひんみゃ く :脈拍数が異常に多い状態 )などの不快感を起こします。

私もこの毒性のせいでトイレにこもってしま いました。
この症状は、アセトアルデヒドが酸化して酢酸と水に変化すると消えますが、
人によってはアセトアルデヒドの処理能力に大きな差があり、お酒をまったく飲めない体質の人もいます。
アセトアルデヒド脱水素酵素は5種類ありますが、アルコール処理のほとんどは1型と2型で
おこなっています。

この中で2型(ALDH2)は血中アルデヒド濃度が低い時に働く酵素ですが、
日本人の約半分くらいがこの酵素の活性を持っていません。

すぐ赤くなり不快になる人はこの2型(ALDH2)の活性を持たないためです。
日本人の約40パーセントの方が、この2型(ALDH2)の働きが弱い”低活性型”で 、
お酒が少し飲めますが強くない体質です。

2型の活性がないと 、ある人に比べて同じ量を飲んでもアセトアルデヒド濃度が
10倍以上も高くなると言われます。
そして、日本人の約5パーセントが ”不活性型”で、お酒を全く受け付けないタイプなんです。
このアルコールの分解能力には個人差があり、それは遺伝子により決まります。

つまり、生まれ持ってある程度、お酒が飲めるか飲めないかは決まっているんですね。
私の親に相談したところ、どうやら私の親、兄弟、さらに親戚一同下戸 一族であることがわかりました。

私はお酒を飲めないことで人生こんなにも
【損】をしていたんです

私の人生、今までお酒が飲めないことでをしていたことは数え切れません。
お酒が飲める人は、飲みニケーションで上司や同僚と深い仲になるということも多いです。
 

アルコールパッチテストで医者に下戸認定されたアルコール代謝能力無しの下戸な私がたった2時間で酒豪になり二日酔いにもならなくなった極意

 

私はお酒が飲めないので、お酒で上司や同僚と深い仲になるなんて無理なんですよね。
飲みに誘わても、お酒を飲む人と割り勘なんて割が合いません。

たまに飲み放題の店に行くと、全員飲み放題を頼まないといけないという
飲めない私にとっては最悪なお店のルールだったりします。
しかも、飲めない私はいつも運転手役。

皆酔っぱらっているので、誰もガソリン代や駐車場代のことを気にしないんですよね・・・(-_-;)

今までにかかった、ガソリン代、駐車場代ってどれぐらいになるのでしょうか?

しかも、ひとりひとり家まで送るので結局自宅に帰り着くのも一番最後です。
なんで、お酒なんてものがこの世に存在するのか?

本当にお酒が憎くて堪りません。
お酒を飲んで気持ちよくなるということが、全く理解不能です。

お酒の力を借りるってよく言いますが、それも飲めない私には無理なんです。
お酒が飲めないことを理由に彼女から振られた時は、一晩中泣き明かしましたが・・・
あの時、お酒が飲めれば、お酒を飲んで失恋の悲しさも少しは紛らすこともできたのかなぁと思います。
実は彼女から振られてから2年後、私には好きな人ができたんです。

でも、食事には何度か誘ったのですが、いざとなると告白できない日々が続いていました。

「今日こそ言おう」「今日こそちゃんと告白しよう」と思っても、
肝心な時に臆病な私は告白できずにいたんです。
 

アルコールパッチテストで医者に下戸認定されたアルコール代謝能力無しの下戸な私がたった2時間で酒豪になり二日酔いにもならなくなった極意

 

こんな時、お酒が飲める人なら、お酒の力を借りて告白できたんだろうと思うと、
あの時程、お酒が飲めないことを恨めしく思ったことはありません・・・。
お酒を飲めないってだけで、こんなにも私の人生において損をしていたんです。

この体質を変えようと挑戦しました

 

 

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